無隣館若手自主企画vol.21 松村企画 STスポット提携公演 『こしらえる』

サチエは朝7時に起きる。
それからコーヒーを淹れて朝食を作る。
夫が8時に出勤をする。
洗濯をして、掃除機をかけて、天気がよければ布団を干す。
暇になってもテレビは点けない。
ワイドショーや昼ドラは所帯染みる気がしていやだ。
だから2LDKの自宅は、どの部屋もすごく静かだ。
この家には子供がいないから。

「ひとはいつだって、なにかをこしらえずにはいられないんだ。
こしらえることだけが、にんげんに生きる価値を見いだしてくれるからね。」
と、王子様はたぶん、言った。


作・演出:松村翔子(無隣館演出部/モメラス)
出演
海津忠 島田桃依(以上、青年団
岩井由紀子 南波圭 横田僚平 吉田庸(以上、無隣館)
井神沙恵 黒川武彦(以上、モメラス)
山縣太一


2017年2月22日(水)- 2月26日(日) 7ステージ
会場:STスポット

レストランと不倫と猫の話。色々と「まだまだ感」を感じる芝居だったなあ。上演時間90分とはいえ、ベンチシートは辛かった。
アフタートーク宮沢章夫と松村翔子。岸田戯曲賞の候補作を読んでいるということで、その話もちょこっと。ほんとはその辺をもっと詳しく聞きたかったのだが、まあそういうことを発表前に喋っちゃまずいんだろうね。