2006-01-01から1年間の記事一覧

メリーゴーランド(荻原浩)★★★☆☆ 12/11読了

この俺が、超赤字テーマパークを立て直す?!たとえ何にもしなくても、毎朝デスクにたどり着きさえすれば満点なのが、正しいお役所ライフのはずなのに・・。最愛の妻に可愛い子供と過ごす優雅なアフター5はどうなっちゃうんだ?地方都市の村興しと権力闘争に翻…

Y田の結婚式

Y田の結婚式に出るために草加市の「ステッラポラーレ」というリストランテへ。蒲生駅からタクシーで10分ほど行くと田んぼの真ん中に忽然と現れるチャペルを併設した一軒家風のリストランテで、今日はY田の結婚式で貸し切りである。昨日の雨とは打って変わ…

『このミス』購入

実は『このミス』を買ったのは初めて。例年の馬鹿みたいな表紙とは変わっていたのも買った理由の1つだ。今年の表紙はパンダの着ぐるみを着た子どもがパンダのぬいぐるみを持っているイラストが描かれている。このミステリーがすごい!2007年版宝島社 2006-12…

ドメーヌ・モーリス・ガヴィネ・シャンボール・ミュジニー・1級・レ・ボード1999

グラスに注ぐとカシスやブラックチェリー、プラムなどがよく熟した香りが華やかに香って若々しさを感じますが、飲んでいくうちに、なめし皮やキノコのような熟成したワインにしか生まれない特別な香りも現れはじめて、これがなんともいえない複雑さを楽しま…

渡辺竜王、防衛に王手

将棋界の最高位を争う第19期竜王戦(読売新聞社主催)、渡辺明竜王(22)と挑戦者・佐藤康光棋聖(37)の七番勝負第5局が6日から滋賀県長浜市の浜湖月で行われていたが、7日午後7時34分、渡辺が146手で勝ち、3勝2敗で防衛まであと1勝とし…

デジカート・スプマンテ

イタリア・ヴェネト州、海抜300〜500mの小高い丘に位置する畑を持つ、1996年創業の歴史あるスパーリング・ワイン・メーカーです。ピノ・グリージョとシャルドネをブレンドしています。香ばしいトースト香に、シャープなキレのある辛口の味わいは、食…

はじめての文学

現代日本の文学を代表する、個性豊かな作家十二名が、自作のなかから、 「とりあえず、これから」と選び抜いた中短篇の極上アンソロジーです。 それを若い読者にも読みやすいように、ふりがなを増やし、 大きな活字でゆったりと組み上げました。さらに軽快な…

『めぞん一刻』ドラマ化

現在、放送に向けて着々と準備が整えられているスペシャルドラマ「めぞん一刻」ですが、伊東美咲さん演じるヒロイン・音無響子の相手役である五代裕作役が先日、オーディションによってついに決定しました! 全国から寄せられた応募総数約3200人の中から選ば…

年間ベストセラー発表

トーハンは5日、2006年の書籍の年間ベストセラーを発表した。 1位は、発行部数227万部に達した藤原正彦さんのエッセー「国家の品格」(新潮新書)。2位に英国のファンタジー、J・K・ローリング「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(松岡佑子訳、…

第6回かながわ戯曲賞&ドラマリーディング

審査員長 宮沢章夫(遊園地再生事業団主宰/劇作家・演出家・作家)>PROFILE 審査員 松本修(MODE主宰/演出家)>PROFILE 内野儀(演劇批評家)>PROFILE 募集期間 2006年7月15日(土)〜9月20日(水)必着 選考 第一次選考 第一次選考の結果は郵送にてお知ら…

失われた町(三崎亜記)★★★☆☆ 12/4読了

30年に一度起こる町の消滅。理由も分からずに失われる住民たち。果たして30年後に次の消滅を防ぐことはできるのか―。「失われるもの」への思いという点では、『バスジャック』収録の「送りの夏」の流れを汲む作品と言っていいだろう。そしてそこに『となり町…

のだめカンタービレ大人買い

妻が結構ドラマにハマっており、実は私も密かに読んでみたかったので、この際全巻まとめて買ってしまった。ヤフオクには全巻揃いが結構出品されていたのは知っていたが、安い値段で始まっても結局高くなってしまう。送料のことも考えると、送料無料のAmazon…

デュック・ド・ブリュー・ブラン・ド・ブラン

創始者の一人が発泡酒の製法「シャルマ方式」を開発したという、フランスの発泡酒業界での指導的立場にある、由緒正しきスパーリング・ワイン・メーカー。さわやかな味わい、喉越しの良い辛口。 きりっとした辛口で美味しいことは美味しいのだが、どうもスパ…

関東大学対抗戦 早稲田vs明治 国立競技場 テレビ観戦

国立はよく入ってたね。やっぱりトップリーグよりも大学ラグビーの方が人気があるんだよな。まあ、それはともかく。 ポイントは前半終了間際の明治の攻撃の場面だろう。ここまで0-17と劣勢の明治は早稲田陣深くに攻め入り、ラインアウトからのモールを執拗に…

No KRUG No Thanks

1843年、ランスに創業した老舗のメゾン。「シャンパーニュの帝王」と称される。 創業者ジョセフ・クリュッグから数えて、5代目当主のアンリ・クリュッグ兄弟、そしてアンリの長男オリヴィエ・クリュッグが6代目として活躍。 小樽発酵、長期瓶熟成など、ゆる…

関西大学リーグ戦 同志社vs大体大 花園ラグビー場 テレビ観戦

ラグビーの関西大学リーグ最終日は2日、大阪・花園ラグビー場で1試合が行われ、大体大が26−14で同大を破り、7戦全勝で15年ぶり5度目の優勝を果たした。5連覇を狙った同大は5勝2敗で3位に終わった。 大体大は前半に14点のリードを許したが、後半に得意のモー…

レッズJリーグ初優勝!

Jリーグ1部(J1)最終節(2日・埼玉スタジアムほか=9試合)優勝を懸けた直接対決は浦和がG大阪を3−2で下し、勝ち点を72に伸ばして初制覇を果たした。 浦和は0−1の前半27分にポンテが同点ゴール。前半終了間際と後半14分にワシントンが2得…

観たい映画備忘録(12/1版)

ようやく『ソウ3』を観たが、観たい映画はまだまだ沢山ある。 『明日へのチケット』(上映時間:110分)公開中『木靴の樹』のエルマンノ・オルミ、『桜桃の味』のアッバス・キアロスタミ、『麦の穂をゆらす風』のケン・ローチといったカンヌ映画祭パルムド…

ソウ3 ★★★☆☆ TOHOシネマズ川崎

前作まではジグソウの“死のゲーム”を無理強いされた登場人物が生き延びられるかどうかを描いていたが、今回は少々趣向が異なる。ジグソウによって食肉工場に閉じ込められたのは、最愛の息子をひき逃げ野郎に殺されてしまった悲運の中年男。そんな彼が恨みあ…

渡辺竜王勝って2勝2敗のタイに

将棋界の最高位を争う第19期竜王戦(読売新聞社主催)、渡辺明竜王(22)と挑戦者・佐藤康光棋聖(37)の七番勝負第4局は29日から愛知県豊田市のホテルフォレスタで行われていたが、30日午後5時18分、渡辺が97手で勝ち、対戦成績を2勝2敗…

井川はヤンキース

プロ野球阪神は29日、ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ移籍を目指す井川慶投手(27)の入札で最高額を提示して交渉権を獲得したのは、松井秀喜外野手が所属するヤンキースと発表した。大リーグ側も発表した。落札額は2600万194ドル…

真実真正日記(町田康)★★★☆☆ 11/28読了

世間の人は本当のことを知りたがり、世の中には本当風のことが溢れている。ストーリー、つまり嘘を書き続けることに疲れた作家の「僕」は、本当のことだけを書く「真実真正日記」をつけはじめる・・。『本』連載を単行本化。 「苦虫」のような、いつものエッ…

将棋を見せるということ

『ウェブ進化論』の梅田望夫氏(id:umedamochio)が少し前のエントリで『永久保存版 羽生VS佐藤全局集』を取り上げていた。私も先日リアル書店でで軽く立ち読みし、その中身の濃さに驚いた。多少値段は張るが、10年前なら即座に買っていただろう。ところが悲…

どんどん広めてくれ

ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグに挑戦する阪神の井川慶投手が27日、東京都渋谷区の将棋会館を訪れ、初めてプロ棋士の対局を生で観戦した。 見学したのは棋王戦の本戦準決勝、羽生善治3冠―深浦康市八段というタイトル挑戦に向けた重要な対…

まちがいの狂言 ★★★★★

DVD

『まちがいの狂言』は二組の双子の兄弟の取り違えが巻き起こす騒動を描いた『まちがいの喜劇』を基に、舞台を室町時代の瀬戸内海沿岸の小国、黒草の国に移して描かれます。 白草の国の商人、直介(野村万作)には息子がおり、同じ頃近隣で生まれた父なし子の…

殺しの時間(若島正)★★★☆☆ 11/25読了

ゴダードからオースターまで、ミステリと文学の境界線を自在に往来する“殺しの時間”。忘れられた作家の埋もれた小説を掘り起こし、あるいは異色作家の復権を訴えたりと、さらに気ままな文学散歩を続ける“失われた小説を求めて”。読書という最高の「暇つぶしk…

関東大学リーグ戦 関東学院vs法政 秩父宮ラグビー場 テレビ観戦

関東大学ラグビーのリーグ戦は25日、東京・秩父宮ラグビー場などで2試合が行われ、関東学院大が2年連続10度目の優勝を果たした。 今季6勝無敗の関東学院大は5勝1敗の法大に29−35に敗れて初黒星を喫し、1敗の東海大が大東大に26−7で快勝。この結果、関東学院…

日本ラグビーW杯出場決定!

ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会アジア地区最終予選最終日は25日、当地の香港フットボールクラブで行われ、日本は韓国を54−0(前半28−0)で下し、6大会連続の本大会出場を決めた。 同予選は日本、韓国、香港の3チームが1回戦総当た…

エチエンヌ・ソゼ・ブルゴーニュ・ブラン2003

ブルゴーニュの白5大生産者に数えられるソゼのブルゴーニュ・ブラン。色は非常に綺麗なゴールド。香りにはリースリングのような石油香が若干する。味わいとしては、ブルゴーニュ・ブランらしからぬ厚みがあり、この辺がさすがソゼというべきところなのかも…

狂言にアクセス(小野幸恵)★★★☆☆ 11/24読了

先日、「志の輔こらぼ 能楽どーや」で右も左も分からないまま狂言を観たのだが、基本ぐらいは押さえておくかと図書館で借りた。 能と狂言を総称して「能楽」というのは志の輔が教えてくれたので知っていたが、その演目のことを「曲」と呼ぶのは知らなかった…