年間ベストセラー発表

トーハンは5日、2006年の書籍の年間ベストセラーを発表した。
 1位は、発行部数227万部に達した藤原正彦さんのエッセー「国家の品格」(新潮新書)。2位に英国のファンタジーJ・K・ローリングハリー・ポッターと謎のプリンス」(松岡佑子訳、静山社)、3位はイラストレーター、リリー・フランキーさんの小説「東京タワー」(扶桑社)が入った。

ベストスリーは本屋で手に取ったこともない。トーハンのサイトでさらに調べると4位に『えんぴつで奥の細道』が入っている。これは買ったのだが、ちょっとだけやってお蔵入りとなっている。まあ腐るもんでもないし、時間ができたらまたやりましょう。
文芸のベストスリーは、『東京タワー』、『陰日向に咲く』、『恋空 切ナイ恋物語 (上・下)』。なんと劇団ひとりが2位だったとは。3位の本は全然知らない。4位に私も買った『容疑者Xの献身』がかろうじて入っていた。あと買った本といえば9位の『名もなき毒』。これあんまり面白くなかったんだけど、宮部みゆきブランドは偉大だな。
こうしてみると、予想通りとはいえベストセラー系の本はほとんど読んでいない。まあ、自分が読みたい本を読んでいるだけだから、一向にそれで構わないんだけど。