恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車・・・関西のローカル線を舞台に繰り広げられる、片道わずか15分の胸キュン物語。大ベストセラー『図書館戦争』シリーズの著者による傑作の連作集。
有川浩の本を読むのは初めて。『図書館戦争』シリーズの著者ということで、名前は幾度となく目にしてきたのだが、「あとがき」を読むまで男性だと思っていたw。
「ああ、女性だったのか」ということで得心した。出てくるのが、気の強い女性(若いのから年寄りまで)とベタ甘カップルばかりだったので、男性作家にしてはちょっと変だなと思っていたのだ。
ありがちといえばありがちの連作短編集だが、なかなかどうして面白かった。人気があるのも頷ける。
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