将棋界の最高位を争う第19期竜王戦(読売新聞社主催)、渡辺明竜王(22)と挑戦者・佐藤康光棋聖(37)の七番勝負第5局が6日から滋賀県長浜市の浜湖月で行われていたが、7日午後7時34分、渡辺が146手で勝ち、3勝2敗で防衛まであと1勝とした。
序盤は後手渡辺竜王の方が模様がいいかなと思ったが、先手の方が玉が固く、佐藤の攻め渡辺の受けという展開になった。劣勢かと思われた渡辺竜王だが、△8六歩からのしのぎというか追い上げは実に見事だった。強いね渡辺竜王(何を今更)。
前局もそうだったが、佐藤が激しく咳き込むという描写がやたらにブログに出てきたのが気になる。是非体調を万全にして次局には望んでもらいたい。3勝3敗になったら最終局は盛り上がるだろうな。