将棋界の最高位を争う第21期竜王戦(読売新聞社主催)、渡辺明竜王(24)と挑戦者・羽生善治名人(38)の七番勝負第4局は26日から熊本県菊池市の「菊池観光ホテル」で行われていたが、27日午後7時21分、渡辺が136手で勝ち、対戦成績を1勝3敗とした。
ともに初の永世竜王をかけたシリーズ。急戦志向の陣形を構えた渡辺は、2日目に入って△9五歩と端攻めを決行した。
これに対し、羽生は自玉の堅さを生かして▲7四角と手厚く受けるなど、渡辺の猛攻を封じ込めた。しかし渡辺は羽生の反撃をしのいで入玉を目指す執念の粘りを見せ、最後は際どく逃げ切った。
ずっと羽生勝ちだと思ってたんだけどなあ。打ち歩詰めの筋できわどく残ってたのか(厳密に調べれば羽生勝ちな気がするけど)。
渡辺は首の皮一枚でつながったね。素晴らしい執念だった。
これで流れが変わるかどうか・・だな。