将棋界の最高位を争う第20期竜王戦(読売新聞社主催)、渡辺明竜王(23)と挑戦者・佐藤康光二冠(38)の七番勝負第6局は12日から静岡県伊豆市の「玉樟園新井」で行われていたが、13日午後7時28分、渡辺が135手で勝ち、4勝2敗で防衛、竜王戦史上初の4連覇を果たした。
棋譜を並べてみたけど、力戦形の将棋でなかなか見応えがあった。位を取っている渡辺の方が模様がいいと思っていたけど、△7七角成で△7一玉なら難しかったのか。中盤は一手一手が非常に難しかった。最後は小駒で着実に押していって、一方的な将棋になった。
こういうことを言うと失礼だけど、渡辺は竜王戦には強いね。「一年を十日で暮らすいい男」なんて川柳があるけれども、なんかそんな感じがしてくるなw。
今期の佐藤は本来の力を出せなかったような気がする。ちょっと残念だったけど、また頑張って欲しい。もちろん、負けても「情熱大陸」は見るよ。