決着は最終局へ

将棋界の最高位を争う第21期竜王戦読売新聞社主催)、渡辺明竜王(24)と挑戦者・羽生善治名人(38)の七番勝負第6局が10日から新潟県南魚沼市の旅館「龍言」で行われていたが、11日午後4時12分、渡辺が70手で勝ち、3連敗からの3連勝で対戦成績を3勝3敗のタイにした。

 竜王4連覇中の渡辺と通算6期の羽生が、ともに初の永世竜王をかけたシリーズは、17、18日に山形県天童市の「ほほえみの宿 滝の湯」で行われる第7局で決着する。渡辺が将棋では初の3連敗4連勝で永世竜王となるのか、羽生が勝って永世竜王と同時に「永世七冠」を達成するのか注目の対局となる。

この第6局の先手番で羽生が勝って決着と思っていたのだが、予想が外れた。しかも、なんか元気なく負けちゃったな。一方の渡辺竜王は一度崖っぷちに立たされて開き直ったのか、踏み込みのいい手が多くなってきたね。
こうなってくると勢いは渡辺だけど、羽生もただ者じゃないからね。振り駒も重要になってくるな。天童は大いに盛り上がるだろうね。