どこで買ったか失念した。かわばた酒店かな。ブルーノ・クレールは雑誌か何かでシャンベルタンの特集を見て知ったような気がする。張り込んでクロ・ド・ベーズを買ったはいいけど、おいそれとは飲めない。そこでその後もう少しお手軽なサヴィニ・レ・ボーヌを買ったんだな確か。お手軽とはいってもプルミエ・クリュだし、値段もそこそこはしたはずだ。
香りはいいんだけど、やや閉じぎみ。味わいも最初は少し尖っていたけど、飲んでいるうちにかなりまろやかになってきた。ブルゴーニュの赤を飲んでいると、森の中にいるような香りがするが、これは同じ森の中でも日陰の方のちょっと湿ったところという感じがする。美味しいんだけど、印象がちょっと地味なんだよな。でも、この間ヌガで飲んだモーリス・エカールよりは同じサヴィニでもやはりランクが1つ上なのは間違いない。