マスカット・ベリーA種を、ピノノワールの伝統産地のワイン造りを参考にしながら、ステンレスタンクにてじっくりと3週間醗酵させました。若干のセニエ(液抜き)で、果実味が凝縮され、旨味のある渋みが感じられる深みのある味わいとなりました。樽熟成は8ヶ月間のみ、と抑え、果実味を重視しています。
干しプラム、カシス、甘草、ミルティーユ、クランベリー、黒胡椒やミントを思わせるきれいな果実香が特徴的で、樽熟成によるモカやカカオのような香りも感じられます。
口中では、凝縮感のある果実味が感じられ、こなれた渋み、酸味があり味わいのバランスがとれています。若干の苦みがアクセント。口中での香りは広がりがあります。無濾過で、果実味主体の自然な味わいです。
おすすめのお料理:お醤油やお味噌、山椒やみょうがなどとも相性抜群。また漬けマグロや、トマト煮込みにもおすすめです。
夕飯は煮込みハンバーグとピクルス。と言っても、ハンバーグ自体は出来合いなんだが。ピクルスはかんたん酢で簡単に作ったもの。
ワインは甲州セラー凛花で購入したこちら。くらむぼんワインはエチケットがいいんだよな。このワインは結構タンニンがあった。マスカット・ベーリーAで渋みが強いのは初めて飲んだかも。それが嫌なわけではなくて、これはこれで美味しかった。