日々のワイン造りを息子さんとのほのぼのしたSNSで発信する風間聡一郎さん。農大卒業後ブルゴーニュで醸造を学び、板橋の某有名ワインショップでネット関連の仕事を3年間。2005年より実家に戻り、戦国時代に武田信玄に仕えた風間家(黒川金山衆?)の16代目となります。風間家は江戸時代から酒造業を営み(カフェのある建物は築200年、売店のある母屋は地区150年、計4棟が国登録有形文化財!)、風間さんの祖父の時代の1986年からワイン造りを始めます。1.7haほどの自社畑に、卓越した栽培技術を持つ地元の農家からのブドウを加え、年間30000本ほどのワインを作っています。
ステンレスタンクで12日間ほど発酵後、木樽で12ヶ月間熟成。メルローの若木で作るキュヴェ。2018年は春先から小雨好天に恵まれ、収穫期に天候が思わしくなかったモノの、まずまずの良い年となりました。淡いルビー色、イチゴの香りの奥には粒あんのような和の香り。滑らかでジューシーな口当たりと、シルキーなタンニンが溶け込んだバランスの良い味わいです。
夕飯はフジッリ・アマトリチャーナとブラフベーカリーのポレンタ。ポレンタ美味しかったな。
ワインはAlcoholic Armadilloで購入のこちら。密度があって旨味も濃いし、タンニンもほどよくて美味しかった。日本ワインもなかなかやるね。