ビオディナミコ(ランチ)

前々からずっと行きたかったお店。ようやく訪問。
12月の週末とクリスマス期間限定で、ディナーメニューの「フォアグラのコンフィ」と「ラヴィオローネ」が組み込まれたスペシャルランチコースがあると知って、そちらを予約。もちろんディナーにも行ったことがないので、ランチでディナーメニューも食べられるのは一粒で二度美味しい。
お店はdecoの向かいの建物の2階。こじんまりしているが、白を基調としていて明るい雰囲気。ソムリエの太田さんの笑顔に出迎えられた。
見せ皿の上にはメニューが乗っている。但し、これは通常メニューなので、実際に食べるものとはちょっと違う。最初に出てきたのがワンスプーンの「フォアグラのコンフィ」。いきなりサローネ系列らしい一品だ。写真はないが、ワインは前日にFBにアップされていたロゼのスプマンテを注文。



パンは、ポレンタのパンとフォカッチャとノーマルなものの3種類。なくなるとお代わりもくれた。次はスープで「ズッパ ディ レンティッキエ コン コテンナ」。美味しかったんだけど、ちょっと量が少なかった。もっと飲みたかなったな。



次は「前菜の盛り合わせ」。ワインはお任せでお願いすることにして次は白。ハーブの香りのするワインで、ちょっと変わった形のグラスに入れてくれた(写真なし)。前菜はどれもミニマムサイズなんだが、非常に手が込んでいて美味しかった。
次の「サルシッチャ コン イ ファジョーリ」が素朴な感じなんだけどとても美味しかった。これももっと沢山食べたかったな。



ワインは赤へ。ちょっと軽めのタイプ。料理は「ニョッキ ディ パターテ コン カペサンテ」。酸味の効いたソースがアクセントになっていた。



次は肉なので、ちょっとしっかり目の赤。そしてお肉は「鹿ブラザート」。肉が柔らかくて美味しかったし、付け合わせのブロッコリーも美味しかった。



ラストは高見シェフのスペシャリテの「ラヴィオローネ」。合わせてくれたのはちょっと色のついた白ワイン。このワインは美味しかったなあ。そして「ラヴィオローネ」。スペシャリテというだけあって絶品だった。ナイフを入れるととろけ出す黄身とパルミジャーノが濃厚で実に美味しかった。



ドルチェは「ペーレ コン ジェラート カラメッロ」。カフェの前には小菓子も出た。



カプチーノは特に凝った模様はなし(残念)。最後にサローネ系列ではお馴染みなんだろうか。メニューのイラストもくれた。



高見シェフ自らがサーブに出てくることも多いのがちょっと驚きだった。料理は一皿一皿は量が少なく思えるのだが、結局はお腹いっぱいになったので、あれでちょうどいいのだろう。ワインのチョイスも的確だったと思う。
最後は高見シェフが下まで見送りに降りてきてくれたのでちょっと立ち話。シェフの人柄もいいね。
とても料理が美味しいしお洒落なお店なのでデートには向いてるだろうな。実際、私の隣に座ったカップルは付き合いはじめのようで、会話が初々しかった(余談だけど)。