追撃の森(ジェフリー・ディーヴァー)★★★☆☆ 2/9読了

通報で森の別荘を訪れた女性保安官補ブリンを殺し屋の銃撃が襲った。逃げ場なし―現場で出会った女を連れ、ブリンは深い森を走る。時は深夜。無線なし。援軍も望めない。二人の女vs二人の殺し屋。暁の死線に向け、知力を駆使した戦いが始まる。襲撃、反撃、逆転、再逆転。天才作家が腕によりをかけて描く超緊迫サスペンス。

森での追いかけっこだけで全体の4分の3くらいが費やされる。その一点でよくこれだけ書けるなというのが驚くし、そこから例によって、ひねりにひねってくるので、もはや全ての登場人物が怪しくなってくる。ノン・シリーズものだから全員怪しく感じちゃうんだよな。完成度がそれほど高いわけじゃないけど、さすがディーヴァーという感じだった。

追撃の森 (文春文庫)

追撃の森 (文春文庫)