アンジョリーノ・マウレ・ラ・ビアンカーラ・サッサイア 2011

このワインが造られるガンベッラーラは、ソアーヴェの隣に位置する小さなD.O.C地区。
造り手アンジョリーノ・マウレはこの土地で古くから栽培されているブドウ品種ガルガーネガの可能性を信じ、1989年よりワイン造りを始め、 現在では7haの畑から年間約4万本を生産しています。
ミネラル分を多く含む土壌では“無施肥”による有機農法を実践し、 2002年からビオディナミ農法も始め、収量制限を行った完熟ブドウから凝縮度の高いワインを造っています。
ブドウを除梗し軽いプレス後、木製の醗酵槽に入れ野生酵母のみで醗酵させます。
圧搾後、半量はステンレスタンク、残り半分は大樽へ。
澱が還元香を発しない限り樽の移し変えはせず、シュールリーの状態に。
醗酵・熟成期間中は一切二酸化硫黄(SO2)を添加しません。
またワインの香りや味わいに、余分な木のニュアンスを与えないように 新樽の使用をやめ、大樽と使い古しの小樽で熟成させています。

MORISAWAにて購入。ボトルの中を見ると、澱とはまたちょっと違う白っぽい何かが浮遊している。ノン・フィルターだからなんだろうな。まあ、味に特に影響はない。香りはちょっと弱くて、口に含むと少し甘みがあって、その後苦みと酸味が来る。ビオらしいワインだけど、へんな香りはしないから、その点は大丈夫だった。たまにはこういうワインも面白い。



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