ドメーヌ・ジュリアン・メイエー・アルザス ピノ・ノワール レ・ピエール・シャウド 2013

アルザスでは絶対日照量の不足により、どうしても赤い色素のアントシニアンが形成できず、なかなかピノを裁培するのが難しいのが実情。
ハイセンシュタインV.V.のすごさには、少々負けますが…ちょっぴり可愛らしさも持ったピノです。
過去パトリックから「自信があるから飲んでみて!」と言われた新井さんが、コストパフォーマンスに驚いた1本なのです。
この2013年は、天然アルコール度数12.63%。
明るい赤の色調。熟したイチゴやアメリカンチェリーの香りの後に少し鉱物的なニュアンスが!味わいは…
フレッシュ感もありながら、落ち着いた果実の旨みも同居し、アフターに香りと同様の鉱物的な塩気を感じます!
名前が“熱い石”だからでしょうか、しっかりとした骨格を持ち合わせているのは言うまでもありません。
ワインに大切なのはバランスだと、いつも語っているパトリックだけあってさすがです!
熟成:600Lの木樽で12ヶ月。SO2:無添加

MORISAWAにて購入。最初は結構酸っぱかった。飲んでいるうちに段々なじんできた。ちょっと澱があるのか、最後の方は濁った感じで、香り味ともにマイルドになっていた。