セブン・フィンガーズ(7 Fingers)は、シルク・ド・ソレイユ出身の7人が、2002年カナダ・ケベック州モントリオールで結成したサーカス・カンパニー。
「7本の指」というユニークなカンパニー名は、フランス語の慣用句“5本の指”(独立した5つの存在が一致団結し、ひとつの目標に向かうこと)にちなんだもの。シルク・ドゥ・ソレイユに代表される、今までの「サーカス」のイメージを覆すような新しいサーカスが生まれる中、とりわけセブン・フィンガーズは、演劇的で緻密な構成とエンターテイメントな演出で、世界的に高く評価されてきました。
彼らが目指すのは、アクロバティックで、クリエイティブで、想像力にあふれ、哲学的とさえ称されるほど、人の内面に深く迫ったサーカス。毎回、作品には時代を強く意識したテーマがあり、そのテーマをパワフルで明快で、そして息もつけないくらい緊迫したアクロバティックなパフォーマンスで表現します。
ダンス、スポーツ、ドラマ、コメディなど、様々な要素が一つになったアート・サーカスは、老若男女をとわず、誰もが楽しめる仕掛けがつまった極上のエンターテイメントです!
日本では、2011年9月、福岡で初の来日公演を行い、大好評を博したセブン・フィンガーズ。(福岡・キャナルシティ劇場にて『PSY(サイ)』を上演)。今回は、数あるレパートリーの中から、記念すべき結成第一作の『LOFT』を携え、満を持して首都圏・初登場!ベルリンでのロングランを終え、新バージョンにパワーアップしてやってきます。
公演期間:2013.2.7(木)―2.10(日)
会場:KAAT神奈川芸術劇場 ホール
まず客入れが面白い。ステージの後ろを通って、ステージに出て、そこから客席へ降りるのだ。ステージ上ではパフォーマーたちが出迎えてくれて、写真も撮り放題。こういうのは初めての経験だった。
女性4人、男性3人の構成にDJが1人いる。男性のうちの一人が道化役。単なるサーカスではなくて、上にも書いてあるとおり、「ダンス、スポーツ、ドラマ、コメディなど、様々な要素が一つになったアート・サーカス」という感じで、どちらかと言えば大人向けだろう。
席が最前列だったので、迫力はあったけど、ちょっと見にくい場面もあったな。あと、最前列なので、パフォーマーにいじられた。まあ、もっと派手にいじられている人もいたから、それに比べればましだったが。
それぞれのパフォーマーの得意技はそれなりに見応えはあったけど、チケット代からすればもうちょっと驚かせて欲しかった。ただ、DJのおじさんはなかなか良かったね。