江戸の暮らしと落語ことはじめ(三遊亭兼好)★★★☆☆ 9/1読了

落語を通して江戸の暮らしを感じる、落語ビギナーにおすすめの一冊。仕事、食、娯楽など6テーマごとに、古典落語55ネタと関連する言葉や当時の風俗・文化、歴史的雑学を紹介。時代背景を知れば落語はもっとおもしろくなる!

義理人情や物の循環など、改めて見直されている江戸時代の庶民の暮らし。そして、当時の文化や風俗を感じることができる落語の世界。どちらも時代背景を知ることで、おもしろさが倍増することまちがいなし。当時の風俗や文化をひもときながら、のんびりした雰囲気のイラストと落語の世界の住人気分を味わってください。落語家×歴史家による雑学満載の読み応えのある解説で、知れば落語の楽しみ方がもっと広がります。落語ビギナーはもちろん、落語はちょっと難しそうと二の足を踏んでいる人にも、おすすめしたい一冊です。

合間合間に読んでいたので、随分時間が掛かったが、そういう読み方でも特に問題はない。落語のネタを短くまとめたものと、江戸の風俗や文化がコラム的に紹介されている。知っていることも多かったけど、もちろん知らなかったことも多かったので、為になった。脱力系のイラストがまたいいんだよな。