娘の大学入学祝いでmondoへ。大テーブルになってからは妻と娘は初めてなので驚いていた。私と妻がスプマンテで娘はブラッドオレンジジュース。突き出しは野菜のスープと、中にサルシッチャを詰めて揚げたオリーブ。スプマンテにはベストマッチだな。
ワインは例によって、田村さんにグラスで合わせてもらったが、妻は体調があまり良くなかったので控えめに。最初はアルザスのミュスカ。香りは甘いのだが、飲むとかなり酸っぱい。でもこれが癖になってくるんだよな。
前菜その1は「ボラのフリットと冷たいカリフラワーのピューレ」。フリットなのでまわりはカリッとしているのだが、中身はかなりしっとりしていた。同じような料理は何度もmondoで食べているが、何度食べても間違いなく美味しい。
次のワインは「ある晴れた日」。妻にはアルザスのピノ・グリ。mondoにしては珍しく、イタリア、アルザス、日本と多国籍になっている。
前菜その2は「発酵 鰆と菜の花・ドライトマトのズッパ」。蛤で出汁をとったとのことで、スープが美味しかった。
パスタその1は「"キタッラ" あさりと甘夏」。なんと、mondoの庭になっている甘夏の皮が生地に練り込んであるのだ。このパスタがとても美味しかった。個人的にはこれがこの日一番だったな。ワインはダリオ・プリンチッチ。
パスタその2は「"ニョッキ" ホタルイカとホワイトアスパラガス」。ホタルイカとホワイトアスパラガスという季節モノをいっぺんに味わえる。mondoはパスタはもちろん美味いし、リゾットやニョッキも美味いんだよな。ワインはジュゼッペ・マスカレッロ ドルチェット・ダルバ。
メインは「スペイン産ガリシア栗豚炭火焼きとお日さま農園のお野菜」。美味しいんだけど、ここに来て普通になっちゃうんだよな。もうちょっとメインに工夫が欲しい。ワインはカーゼ・コリーニ。
ドルチェは「金柑とチョコレートのクレスペッレ」。娘の皿はメッセージ入りで、お花も頂いた。ドルチェは以前に比べると大分洗練されてきた。こう言うと大変失礼だが、以前はちょっとモッサリしてたんだよな。
久しぶりに家族で伺って、美味しい料理と美味しいワインを堪能しました。天気も良くて桜も咲いていて、とても良い一日になった。
娘はこれから大学生活が始まるわけだが、直接就職に関係がないような勉強をたくさんして欲しいね。それと、卒業後もずっと付き合えるような友達を作って欲しいね。