誕生日 and mondo(ディナー)

というわけで、51歳になった。mondoへは本当は28日の土曜日に妻と行く予定だったのだが、台風のためにキャンセルせざるを得なかった。7月いっぱいの10周年コースは一旦は諦めたのだが、7/31の夜は妻が会社の人と飲み会だったのと、mondoのディナーに1席空きがあったのと、8/1に休みが取れたので、7/31の夜に1人でmondoへ行った。


まずはグラスのスプマンテ。突き出しは「タリオリーニ イン ブロード」。これは鴨のブロードだったのだが、個人的には、falo2周年の時の鮎のブロードの方が好きだったな。



前菜その1は「真鯛とオクラのフリット ジャガイモの軽いクリーム」。これは美味しかった。ただ、ジャガイモのクリームの量が意外と多かったので、クリームの量を減らして真鯛の量を増やしてもらえるとなお良かった。ワインはアンジョリーノ マウレのマシエリ。やや温度が低く、単体で飲む分には十分に美味しかったが、この料理との相性から言えば、もう少し温度が上がってくれていればという感じだった。



前菜その2は「吉野川天然ウナギとじゃがいものガレット」。なぜかジャガイモかぶりだが、このガレットがとても美味しかった。ワインはフランク・コーネリッセンのススカール。このワインはなかなか面白かった。



パスタその1は「イカスミを練り込んだトロフィエ 白イカと焼き茄子」。ワインはマッサヴェッキアのベラーチェ。サンジョベーゼとカベルネの混醸ということで料理との相性はどうなんだろうと最初は懐疑的だったのだが、食べて飲んでいるうちに次第に寄り添ってきて、最終的には、なるほど〜と唸らされる組み合わせだった。



パスタその2は「ニョッキ 鴨もも肉とポルチーニのソース」。ワインはカーゼコリーニ。これは、パスタ、ワインともに安定の美味しさ。



メインは「バザス牛のランプのロースト お日さま農園のお野菜」。ワインはブレッサンのスキオペッティーノ。この日のワインは全てマグナムボトルだった。前々から思っているが、前菜やパスタに比べると、どうもメインの調理法や盛り付けが普通なんだよな。そこが物足りない。ただ、お肉の量はタップリだったし味も美味しかった。



ドルチェは「マンゴーのヴァヴァロアとパッションフルーツ」。ドルチェは今まで食べたことがないもので工夫が感じられた。甘いワインも頂いた。



今回、10周年のコースに滑り込みで間に合ったのだが、10周年というスペシャル感は感じられなかった。9周年の時の自分のブログを見返すと、内容がこの日食べたものとよく似ている。よく言えば安定感だが、言い換えればマンネリである。というわけで、8月からmondoは生まれ変わるらしい。新生mondoに期待したい。