ラ・カラブレッタ・ロザート 2017

エトナで1900年からと長いワイン造りの歴史を持つカラブレッタ。
この地伝統の品種を用いて、自然な栽培と伝統的な醸造に取り組んでいます。
ネレッロ・マスカレーゼから造られるロゼ。現当主マッシミリアーノのお父さんが赤ワインを飲めない奥さんのために造り始めたワインだそう!
赤い果実の香りに土やハーブの香り。豊かなエキス分とデリケートな果実感、ほんのりタンニンを感じます。
心地よく飲めるワインですが、エトナならではの繊細さとミネラル感を感じさせ、しっかりと複雑味のあるワインです。

いのししやにて購入。昨日に続いてロゼ2連発。といってもタイプはまるで違う。口に含んだ瞬間は甘みを感じるのだが、そこから紅茶のような味わいを経てほどよいタンニンが来る。アルコール度数が高そうだなと思ったら14.5%と確かに高かった。このワインは非常に面白くて、とても美味しかった。王道のブルゴーニュもいいけれど、こういうイタリアワインの多様性には果てしない魅力がある。しかも比較的安価だし。ラ・カラブレッタの他のワインも飲んでみたいね。

f:id:kane_katu:20190324231053j:plain