村上春樹とイラストレーター − 佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸 −@ちひろ美術館

やっていたのはうっすら知っていたのだが、終了が迫っているのを知って出掛けることにした。ちひろ美術館に行くのは初めて。それを言ったら、上井草に行くのも初めてなら、西武新宿線に乗るのも初めてである。
上井草駅から歩くこと数分。ちひろ美術館は住宅街の中にある。まずは佐々木マキ大橋歩の絵のある2階の展示室へ。いきなり佐々木マキの初期三部作の表紙絵がある。この3枚は村上春樹蔵なんだね。これらの原画にはちょっと鳥肌が立った。あとは「ふしぎな図書館」の絵がたくさん。大橋歩の銅版画も小さいけど味があったね。
続けて、1階の和田誠安西水丸の絵の展示室へ。この展示室には「ポートレイト・イン・ジャズ」の収録曲がかかっていた。展示されていた絵はどれもこれも良かったねえ。2人の合作の絵も良かった。
そんなに混んでないのかなと思ったが、思ったよりも混んでいた。そして、当たり前なんだろうけど、いわさきちひろの絵を熱心に見ている人が多かった。一通り見てから、お昼を食べて、もう一度一回りして、最後にもう一度佐々木マキの初期三部作の表紙絵を見て、ちひろ美術館をあとにした。グッズは結局何も買わなかった。安西水丸の小皿は欲しかったけど、私の感覚からすると高すぎた。