グランクリュ(ランチ)

2週間前に行ったばかりだし、木曜日にはカンブーザにも行ったので、行くのよそうかとも思ったのだが、下北沢に行っておいて寄らない手はないよなと思い直して行った。
いつもより少し遅い時間に入って、先客は一組。サラダ+スープ+メインのコース。サラダは定番の生ハムのサラダ。サラダが前回と同じだったのだがちょっと残念だった。キノコのサラダだったら良かったのだが。ワインはイタリアはフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の「ヅィダリッヒ・カルソ・ヴィトヴスカ」。品種はヴィトヴスカ100%。ソムリエールが白なのにタンニンがあると言っていたとおり、確かにタンニンが感じられる。白なのに赤を飲んでいるようなちょっと変わったワインだった。イタリアの土着品種はやっぱり面白い。



スープはサツマイモのスープ。以前にも飲んだのだが、それとは品種も違うし、作り方もちょっと違う。以前のはベニアズマだったのだが、今回のは広島の方のサツマイモで甘味が強いらしい。さらに前回のものにはタマネギが入っていたが、今回はサツマイモのみだそうだ。飲んでみると確かに甘味が強く、皮の風味も感じられた。訊いてみると、皮は半分ほど残して使っているとのこと。同じサツマイモのスープでもイモの種類によって微妙に作り方を変えているところに感心した。
今回のメインはスズキのポワレ サフランソース。グランクリュには何度も来ているが、メインに魚を選んだのは多分初めてである。身がほくほくしているし、ブイヤベースのスープを元にしたサフランソースが美味しかったな。甲殻類のダシがよく出ている。肉が好きなので、いつもメインには肉を選んでしまうのだが、これなら魚も選んでおけば良かったとちょっと後悔した。試しに魚と肉の両方を頼むことは可能かと訊いたら、できないことはないという返事だった。ただ、そういう注文は今まで受けたことはないらしい。次の機会には両方頼んでみようかな。



赤ワインはまたもやイタリアワインで「ブルーノ・ジャコーザ・ネッビオーロ・ダルバ 2009」。産地はピエモンテで品種はネッビオーロ100%。香りに甘味があって、タンニンもそれほどきつくなく、とても美味しいワインだった。イタリアワインは勉強中だが、この作り手は相当有名らしい。他のものもそのうち飲んでみたい。
途中まで飲んだところで、ソムリエールがおまけで注ぎ足してくれた。ありがたいことです。
デザートは栗のムース。これはいつものデザートとちょっと違っていて濃厚で美味しかった。
行こうかどうしようか迷ったけど、やっぱり行って正解だったな。今のところ、次の下北沢での観劇の予定はないから、次に行くのはちょっと先になるだろうな。



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