カンブーザ/CAMBUSA(ディナー)

去年の10月以来の訪問。改装後初めての訪問で、結婚記念日お祝いディナーの位置づけである。2階のちょっと個室っぽいところに案内された。前日に持ち込んだワイン(アルマン・ルソー・クロ・ド・ラ・ロッシュ 2006)は、打ち合わせ通りの時間に抜栓されてパニエに入れられていた。
(以下、写真は暗かったものを後から補正したので、色味がちょっとおかしくなっている)
前菜の前にニンジンのスープ。塩が振られていて、これが甘さを引き立てていた。



前菜は、松輪のアジと仔兎のテリーヌ。ピッツァはアルゲ(浜名湖産 青のり、モッツァレラ、黒オリーブ、ケッパー、アンチョビ)。妻と娘はちょっとしょっぱいと言っていたが、私はそのしょっぱさが美味しかった。生地のサクサク感はマシケラのものともちょっと違う。マシケラとは粉の配合が違うんだと井上さんは言っていた。



パスタはウニのパスタ。娘には別にタリアテッレのボロネーゼを作ってもらった。ウニはソースもウニソースだし、上に焼きウニも乗っている。濃厚で美味しかった。



セコンドは、魚がカマスとホタテで、肉が鴨の胸肉。カマスは肉厚のものをくるっと巻いてある。鴨の方も肉厚だったが、火入れは完璧だった。下にはパルメジャーノの焼きリゾットが敷いてある。



ドルチェは、娘がティラミスで、妻が3種のジェラートで、私がフレッシュマンゴーのミルフィーユ。突然暗くなったと思ったら、妻のドルチェに「Happy Anniversary」のプレートとローソクを添えて持ってきてくれた。
ドリンクは妻がカプチーノで私がエスプレッソ。ちょうど私がトイレに行っている間に飲み物がきてしまったらしく、エスプレッソはわざわざ淹れ直してくれた。小菓子も3種類出た。



妻はちょっと体調が悪かったので、持ち込んだ赤しか飲まなかった。私はグラスのスプマンテとグラスの白を飲んでから赤へ移った。
今回、個室っぽい席に通してもらって、しかも隣の席の予約が遅い時間だったので、我々だけでゆっくり過ごせた。2階を増床してスタッフも倍の10人に増えて、まだ試行錯誤の段階にあるようだが、時間が経てばもっとオペレーションはスムーズになると思う。是非また行きたい。

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