大学選手権準決勝

ラグビーの全国大学選手権第3日は2日、東京・国立競技場で準決勝を行い、ともに初優勝を狙う東海大帝京大が10日の決勝に進んだ。
 関東リーグ戦を3連覇した東海大は前半に流れをつかんで2トライを挙げ、2季ぶりの決勝進出を目指した慶大を12−0とリード。後半は慶大に反撃されたが、19−14で振り切った。
 昨季準優勝の帝京大は明大に先制トライを許したが、前半24分にFB船津のPGで6−5と逆転。以後は重量FWを生かして計5トライをマークし、43−12で快勝した。
 決勝進出の両校は2月7日に開幕する日本選手権への出場権を獲得した。

予想通り、東海と帝京が決勝に勝ち進んだ。トップリーグでは「ブレイクダウンを制するチームがラグビーを制す」になっているが、大学ラグビーでもそうなってきている。準決勝でもブレイクダウンでの圧力で勝る東海と帝京が勝った。
いわゆる伝統校が残らない地味な決勝となった。ただ、私はこの対戦が観たかったし、非常に楽しみにしている。外国人が2人ずついるよく似たチーム構成。果たして本当に強いのはどちらなのか。個人的には帝京にやや分がある気がするけど、どうなるかな。