新春爆笑特別興行 第三部 上野鈴本演芸場

ヤフオクで最前列のチケットが出ていたので、競り落として行ってきた。お目当ては勿論トリの柳家小三治だ。
プログラムには最初は曲独楽と書いてあるのだが、実際にはロケット団だった。その後もプログラムとはちょっと違って、いきなり五街道雲助が出てきた。あとはもう「吉例落語協会初顔見世特別公演」というだけあって、入れ替わり立ち替わり出てくる出てくる。柳亭小燕枝、柳家福治、桃月庵白酒柳家小さん昭和のいる・こいる柳家〆治、柳亭左龍、マジックの花島世津子、金原亭伯楽、入船亭扇橋柳家さん喬の代わりに古今亭志ん五、粋曲の柳家小菊、三遊亭金馬(ここで仲入り)太神楽社中の獅子舞、柳亭燕路江戸家小猫柳亭市馬の代わりに入船亭扇遊、柳家権太楼、紙切り林家正楽柳家小三治
最前列だったので、漫才とかマジックのように立たれると見上げてしまうので見にくかったが、落語なら問題なし。かぶり付きで堪能できた。ただ、一人一人の持ち時間が短いから、きちんとした落語はほとんどできない。大体が、マクラを振った後に小噺みたいなものをやる程度だった。三遊亭金馬は足を悪くしたそうで、正座ができなかったが、喋りの方は問題ないようで、元気そうで何よりだった。ほとんどが初めて聴く落語家さんだった。トリ以外で良かったのは柳家権太楼かな。ゴルフの小噺は大笑いした。
そして待ってましたの柳家小三治。さすがの落ち着きというか余裕だった。下世話なマクラを振らないところもいい。やったのは「小言念仏」。すごく良かったんだけど、あれだけじゃあ物足りないなあ。やっぱり独演会とかに行かないとダメだな。それともDVD-BOX買おうかな。