すぐ真下に特級リシュブール、1級クロ・パラントゥがあるという絶好の区画から造られるヴォーヌ・ロマネです。斜面上部の畑は表土が流れ落ちて石灰質の母岩が露出されますから、土壌から豊富なミネラルを吸い上げてとてもエレガントなワインに仕上がります。
ダヴィド・デュバンさんはこのミネラルとバランスが取れるだけの果実味を得るためにぶどうの収穫をギリギリまで待つため、他の生産者より2週間も収穫が遅れてしまいますが、そうして造られたワインは見事。斜面上部という立地を活かして素晴らしいワインを造りました。
やや枯れた感じで、香りが弱いのが残念。味わいはクラシカルでバランスは取れている。ビックリするほど美味しかったり、特徴があったりするわけではないが、普通に美味しいワインだった。