マイクロソフトカップ準決勝 東芝vsトヨタ 秩父宮ラグビー場 テレビ観戦

非常に見ごたえのある試合だった。先取点こそトヨタのPGだったが、その後は東芝がポンポーンとトライを2本取って、これは意外と楽にいけるかなと思ったら大間違い。その後タマイティ・ホルアにトライを決められ、廣瀬にゴールも決められた。トヨタの廣瀬はここでアイイに交代。かなり無理して出ていたようだ。その後も点を取り合って、前半は東芝の21-13。思ったよりも突き放せない。
後半開始早々東芝の松尾がトライを上げるも、すぐにトヨタも久住がトライを取り返す。久住のトライにつながったホルアのゴロパントはうまかったね。その後も突き放そうとする東芝と追いすがるトヨタという展開でなかなか予断を許さない。後半30分に吉田のPGで38-28と10点差が付いたところで勝負あったと思われたが、その後もトヨタは諦めない。ロスタイムの44分に遠藤のトライで38-33(麻田のゴールは失敗)。そこでも笛は鳴らず、最後のトヨタの攻撃を東芝が何とかしのいでやっとノーサイドとなった。
この試合、攻めている時間だけならトヨタの方が長かっただろう。東芝がチャンスを確実にものにしたのに対し、トヨタはあと一歩攻めきれなかった。そこが勝敗を分けた。前の試合もそうだけど、この試合も東芝の廣瀬の強さは目立ってたなあ。小さいけれどなかなか倒れないんだよなあ。再三チャンスを演出していた。トヨタの廣瀬ももちろんいい選手だけど、これからはスタンドオフの廣瀬と言ったら、東芝の廣瀬だな。
花園はなんと40-39の一点差でサントリーが勝った。スコアシートを見ると、40-20からヤマハが猛反撃で一点差まで詰め寄ったが、一歩届かなかったようだ。すごい試合だったんだろうな。こちらの試合も観たかったな。これで筋書き通り、東芝サントリーが再度戦うことになった。今のところ週間予報では来週の東京は晴れとなっている。壮絶な試合になるだろうな。なんだか今から胸がドキドキしてきたよ。

東芝vsトヨタ(38-33)