カントナ

妻とお出かけ。相鉄線沿線方面に紅葉を見に行ったのだが大したことがなかった。ただ、帷子川でカワセミに会えたのがラッキーだった。私は普段のウォーキングで時々見かけるが、妻は初めてだった。
その後横浜のデパートをうろうろしてからお目当てのカントナへ。自然派ワインと中華のお店ということで、以前からいつか行きたいと思っていた。
2人なのでカウンターの可能性もあったのだが、テーブル席に案内してくれた。最初は、一杯目だと割引になるカヴァのロゼから。料理は鴨肉とブラウンチーズ、それと点心3種盛り。

この店は、グラスワインは黒板記載の5〜6種類、ボトルワインはセラーに入っているものを客が自分で選ぶスタイル。ボトルには味の説明や価格が記載されている。価格は普通のレストランよりも大分良心的な価格のようだった。というわけで選んだのが「フレデリック ゲシクト フェニックス 2022」。ピノ・グリのオレンジワイン。ローラン・バーンワルトとか気になるワインは沢山あったのだが、飲んだことのないこれを選んだ。色も味わいもベリー系なのだが、果皮由来の苦味がいいアクセントになっている。中華を1本で通すならオレンジワインがいいんじゃないかな。
料理は、豚トロ酢豚、海老焼き餃子、台湾腸詰、ベトナム揚げ春巻き、ニラ焼餅。



締めは、蟹クリーム担々麺(汁なし)と蟹とXO醤の炒飯。ここでグラスワインから共栄堂の赤を追加。こういうのがグラスで出ているのもいいよな。

料理はどれも美味しかったんだけど、野菜が少ないのが難点。店主が以前働いていた福鼓樓は野菜が多いんだけどね。ただ、ボトルワインの品揃えと価格は魅力的。濃いめの料理とボトルワインでがっつり行くというタイプのお店かな。カントナと金井商店と鯖寅酒販は自然派ワインで繋がっているようだ。地元横浜で自然派ワインが広がっていくのはいいね。