澄吉に続いてLankaにも再訪。まずはグラスのシャンパーニュ。そしてグジェール。
2人なら前菜2品、メイン1品くらいが丁度いいとのことで、メインで魚も肉も食べたかったのだが、それは諦めた。というわけで、最初は鯖と里芋のテリーヌ。定番の組み合わせだが、鯖感強めで美味しかった。例によって、ワインはグラスで合わせてもらった。
次はシャルキュトリの盛り合わせ。パンも欲しくなったのでパンも追加。シャルキュトリの盛り合わせはちょっとあっさり目だったかな。美味しかったけど。
メインは羊のロースト。付け合わせの野菜も含めて、これはなかなかに美味しかった。
赤ワインは濃い目のを2杯。
もっと飲みたかったので、食後にチーズの盛り合わせも頼んだ(写真撮り忘れ)。ミモレットとウォッシュとブルーで、蜂蜜とパン(ベリーやナッツ入り)も付いてきた。
ワインはまずは甘め。さらに相談して、オー・ド・ヴィー。その時の候補にもあった酢酸系のワインも味見させてもらったところこれが美味い。結局、1杯ちゃんと注いでもらった。それが、ローラン・バーンワルトのトライ・オクスというワイン。アルザスの造り手で、なんでもこのワインは本来は辛口用のピノ・グリを摘む区画なのに一部に貴腐が付いた為、その凝縮した葡萄のみを使って発酵させたものらしい。飲み始めは酢酸のような酸っぱさがあるのに飲み終わりに甘みが来る。実に不思議で面白くて美味しいワインだった。これを飲めただけでも来た甲斐があったな。
Lankaは1フロアでそれほど広くないので、ソムリエの人の目が行き届く。グラスワインのチョイスも素晴らしいし、料理も美味しい。これで2回目だけど、気が済んだとはとてもならず、何度でも行きたいね。