ピエール・オリヴィエ・ボノーム 蔵 ルージュ 2021

2021 年は、蔵の白同様にロワールらしいライトで酸がキュートなワインに仕上がった!春の遅霜とミルデュー の被害により収量が 15hL/ha と 60%減...。日照量が少なく冷夏だったためブドウの糖度が上がらず、結局ガメイ とカベルネフランは前年よりも収穫日が 3~4 週間遅かったにもかかわらず潜在アルコール度数はわずかに 10%前 後しか上がらなかった。ボノーム曰く、ガメイとカベルネフランだけでは酸が際立ってしまうため、今回はルーションまでわざわざ探しに行ったシラーとグルナッシュを 30%ほどアッサンブラージュし味わいを整えたとのこと。 出来上がったワインは、ガメイ、グルナッシュから来るフレッシュなイチゴの香りとシラー、カベルネフランから 来るお香のようなオリエンタルな香りがあり、まるでピノドニスみたい!味わいは、みずみずしいライトな果実味 の中に滋味深い控えめなコクがあり、骨格を支えるタイトな酸がワインに躍動感を与えている!蔵は本来早飲みを コンセプトにしているワインだが、今回の赤は酸が骨太なので、ひょっとして寝かせてみるのも面白いかもしれな い!?
フレッシュなイチゴやシャクヤクの花の甘 い香りにお香のようなオリエンタルな香り が重なる。ワインはフレッシュかつ軽快 で、みずみずしい果実味が塩気のあるミネラルと繊細なタンニン、伸びのある酸と 共に小気味よく躍動する!

夕飯は、フライパンだけで作るエリンギ、長ネギ、ウインナーのパスタ、サバ缶ディップ(レモンハーブ味)、トマトと豆のサラダ。
ワインはAlcoholic Armadilloで購入のこちら。説明にある通り「ガメイ、グルナッシュから来るフレッシュなイチゴの香りとシラー、カベルネフランから 来るお香のようなオリエンタルな香り」がある。酸も綺麗だし、これは美味しかったな。やっぱりガメイが好きなんだな。