ドメーヌ・カルテロル・IGPコート・ヴェルメイユ「エスタ・フェット/ルージュ」 2018

●グルナッシュ、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブランで80%、カリニャン20%。ブドウの平均樹齢は60年になります。半分づつ全房でフードルとステンレスタンクで2週間の発酵。プレス後6ヶ月熟成させた後に両タイプをアッサンブラージュ。若干褐色の入ったルビー色。青じそや磯のりの香り、強めの酸のアタックに強めのタンニンをかんじますが旨味とともに、バランス感よくジューシーでエレガントなアフターに流れます。

●こちらも持ち込んでいただいての軽いテイスティングで・・・。グリ並びにブランがどのくらい混じっているのでしょうか?ちょっとパウダーっぽいミネラル感、chewyでわずかにグリーンが残ったタンニン、しっかりと酸の残った鮮やかな赤い果実味、グラスの中で少し時間をおくとバランスのとれたスタイルにまとまってきます。ヴァン・ドゥ・ソワフとまでは行きませんが飲み心地は白ワイン的なかろやかさ。それでいてアフターの中にきちんとした赤ワインの構成が感じられます。こんなところにちょっと作り手のセンスを感じつつ、気分は「あなご飯」ですかね?少し濃いめ×甘めに炊き上げたアサリの炊き込みご飯なども試したいですね。(2020.01.17 いのまた)

Alcoholic Armadilloにて購入。夕飯はまたもやコウケンテツレシピの「フライパンで肉汁溢れる極旨チャーシュー」。これが我ながら上手くできた。初めてチャレンジした料理が上手くいくと嬉しいね。豚肩ロースの塊肉が安売りしていたら、また作ろう。
合わせたのがこのワイン。いのまたさんの「少し濃いめ×甘めに炊き上げたアサリの炊き込みご飯なども試したい」というコメントを参考にしてみた。最初は確かに「強めの酸のアタックに強めのタンニン」を感じるが、飲み進めるうちにまとまってくる感じ。料理との相性はまずまずだと思うが、もう少し濃い目のワインでも良かったかも。

f:id:kane_katu:20210213175055j:plainf:id:kane_katu:20210213175100j:plain