ドメーヌ・ミッシェル・サラザン・ブルゴーニュ・ルージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2015

コート・シャロネーズのジヴリー村の生産者で、33haを所有しているドメーヌ。当主は兄ギー・サラザン氏と弟ジャン・イヴ・サラザン氏の共同運営。ドメーヌの歴史は古く1671年から家族経営にて運営されていた。当主、ギー・サラザン氏が働き始めた1986年当時には葡萄畑は10 ha前後しかなかったが、年々買い足し現在33 haまで蔵を拡張した。ワイン造りのポリシーは、1本飲みきれるワインを造りたい。過度な抽出は避け、ナチュラルな果実味が楽しめる味わいを目指す。極限まで低収量1本の樹から4房〜7房しか付けさせない。畑の管理はリュット・レゾネ、予防的措置のみに限定して行われる。収穫された葡萄は100%除梗され、10度〜12度に冷やされ、12日〜15日かけて発酵される。その後、DRCなどが愛用しているフランソワ・フレール社の新樽(村名以上)にて約1年間樽熟成されてから瓶詰めされる。販売先の有名レストランとしては、ポールボキューズ、ラムロワーズ、タイユバン、ジャルダンデサンス、ロルシーというリヨンの三ツ星など、かなり現地での評価が高いことが伺える。

湘南ワインセラーにて購入。エチケットが垢抜けてないのが残念だが、オーソドックスなブルゴーニュらしい味わいで、まずまず美味しかった。