VINI VITI VINCI PINOT BLANC 2018

ドメーヌ名は、有名なシーザーの言葉「Veni vidi vici 来た、見た、勝った」 をもじったもの。
当主ニコラ・ヴォーティエはトロワにあるヴァン・ナチュールの聖地といわれる、“Aux Crieurs de Vin”という専門店・兼ワインバーで 15 年にわたりカヴィストとして働いてきました。
そこで培った知識と経験、そして各地の自然派の造り手たちと親密なネットワーク、この全てを最大限に利用して彼はマイクロ・ネゴシヤンとして活躍し人気を博しています。
ブドウの購入先は、シャブリ、アヴァロン、ヴェズレの有機栽培の造り手や、長年誠実な栽培をしてきた老人の栽培家などから。自然酵母による発酵。SO2は使用せず。
木製樽、もしくはタンクで醗酵。半分を1ヵ月マセレーション。木製樽で8か月熟成。
開放桶で全房マセレーションをすると、アルコール度数が下がるので、ブレンドすることでアルコールポテンシャル16.5度だったものを15度で仕上げた。ダイレクトプレスの方だけではあまりに果実味がリッチすぎたが、マセレーションしたものとブレンドすることで立体感が生まれ、活き活きとし、タンニンの程よいグリップがある。

ウィルトスにて購入。夕飯はシーフードミックスと玉ねぎ、エリンギを使ったクリームソース・パスタ。それと、揚げ物ウィーク延長戦のポテトフライ。パスタはまあ、まずまずか。玉ねぎをじっくり炒めた甲斐はあった。
ワインは少しコクがある白が良かったのだが、見立てが間違っていて、結構酸っぱかった。料理との相性はちょっとアレだったが、ワイン自体はとても美味しかった。澱がかなりあるのだが(ノンフィルターなのかな)、それもこのワインの魅力になっていた。

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