アニエス・エ・ルネ・モス・トラヴェル 2016

今回初リリースのワイン「トラヴェル」!息子たちのオリジナルワインだが、ワイン名は父親のルネが名付けている!「ワイン産地のタヴェルと英語のトラベルを掛けるアイデアは、何ともルネらしい(笑)」と息子たちは言っていたが、その後メールで「きっと完全にドメーヌを引き継いだ自分たちへ『旅立ち』のエールとして命名したのだろう」とジョゼフが送ってきたのを見てグッときた。ブドウはタヴェルのミッシェル・ガルシアからで、収穫後クロ・デ・グリヨン(ニコラ・ルノーのドメーヌ)ですぐプレスし、そのジュースを冷蔵車でドメーヌまで運び醸造している。開けたて少し還元がある場合はカラフをおススメ。
イチゴ、クランベリーシャクヤク、ボンボン、ザクロ、黒豆、火打石の香り。ワインはピュアかつチャーミングで、明るくジューシーな果実味があり、優しく溶け込んだ緻密なミネラルとのバランスが絶妙!
収穫日は9月7日。収穫量は35hL/ha。ワイン名は英語のTravel(旅)にタヴェル(Tavel)を掛けている!ジョゼフとシルヴェストルが初めて他の地域のブドウを探しに旅(Travel)に出たことからこの名前が付けられた!ブドウはミッシェル・ガルシアから!残糖は1.8 g/L。ノンフィルター!SO2は発酵の終わりと瓶詰前にそれぞれ15mg/L添加。
グルナッシュ60%、サンソー40%

湘南ワインセラーにて購入。珍しく夕飯が魚で、ぶりの照り焼き。合わせるワインに困るところだが、たまたまこロゼワインが冷えていて事なきを得た。きっちり辛口だが、口当たりはスッキリと言うよりふくよかで程よい酸味もある。品種がグルナッシュとサンソーと後から知って、なるほどという感じがした。美味しかったね。