エステザルグ協同組合 レ・グランド・ヴィーニュ・ルージュ 2020

レ グランド ヴィーニュは、生産者ごとに瓶詰めされるこの協同組合にあって例外的にブレンドされたワインで、これは各農家の最高の区画で栽培されたブドウ、あるいは古い樹齢からのブドウを選別して造られたものであり、その目的は「エステザルグ」の認知度を高めるためのものに他なりません。言わば、組合の象徴的な存在といえるワインです。ブドウ品種は、サンソー、グルナッシュですが、ブラインドでそれを言い当てるのはかなり難しいといえるほど成熟したブドウから造られています。シラーを思わせるスパイスのような風味に、赤紫系の果実の熟した味わいがあり、エレガントな風味も感じられます。低価格なローヌにありがちな野暮ったさはなく、上品な味わいが楽しめます。

夕飯は、ヤンニョム豚バラロースト、キャロットラペ、かぼちゃサラダ。ヤンニョム豚バラローストはインスタレシピをラ・クックグランで作ってみたが、ちょっと焦げてしまった(隠れているが、下には玉ねぎもある)。ラ・クックグランはあまり高さがないから、肉の上部が焦げてしまったのだ。まあ、その焦げを切り落してしまえば問題ない。
ワインはFikaで購入したこちら。色は比較的薄めなのだが、味はしっかり濃い目。普段あまり飲まない系だが、美味しかった。