ジョン・アルマンサ ゾウ・マイ 2020

砂利の混じった粘土石灰質土壌に植えられた、平均樹齢35年ほどのサンソーを用いて造られたワインで、栽培はビオディナミを採用。しかし2015年に畑を取得する前は現代的農業を取り入れていたオーナーが管理していたため、畑を取り巻く環境や土壌の状態が良い状態に転換する最中でしたが、5年が経過し、次第に良い効果が現れ始めました。
ラングドック特有の鈍重な味わいを避けるため、剪定の時期を極限まで遅くし(例年4月頃)、収穫時期に過熟とならないように気をつけたとのこと。フレッシュさと飲み心地の良さを残し、シンプルな味わいながらもスルスルと飲めるワインを目指しました。ブドウの収穫は手摘みで行われ、グラスファイバー製のタンクを用い自然酵母のみで発酵させ、サンスフルで仕上げています。So2フリー7mg/L以下、So2トータル10mg/L以下。
キュヴェ名は、Zou(進む) Mai(再び)という意味を意味していますが、転じて「かかってこい!」という意味もあり、イギリスのパンクロッカーが好んで使っていた言葉との事。なおエチケットには、恵みと脆さと豊かさのシンボルであるというタツノオトシゴがあしらわれています。(インポーター資料より)

夕飯は、はす肉団子と残りもののかぼちゃの煮物と鶏さつま。はす肉団子とは、鶏ひき肉にれんこんをすりおろしたものと生姜のすりおろしを加えて塩で味付け、そこに小麦粉を加えて練って丸めて揚げたもの。外はカリッと中はフワッとで優しい味。初めて作ったけど、美味しくできた。
ワインは軽めの赤を合わせたくて、Fikaで購入のこちら。口に含むとちょっとピリッと感がある。酸味がいい感じで美味しかった。