falo(ディナー)

今年の結婚記念日(実際には6月6日)ディナーは、先月オープンしたばかりのmondoの姉妹店である代官山のfaloへ。
以前ターブル・オギノが入っていたところの地下にある。厨房の周りを囲むようにカウンターがあり、厨房の真ん中には炉が切ってある。そこで肉やら何やらを焼いているのをどの席からも見えるようになっているが特長だ。
mondoでドリンクチケットをもらっていたのだけど、それを出すまでもなく、最初のスプマンテをサービスで出してくれた。それからここは5種類の小鉢が突き出しの「おばんざい」として最初に出てくる(写真は2人前)。箸もあるので、これをつまみながら、料理が来るのをゆっくり待てる寸法だ。
注文したのは、ブーランジェリー ドリアンのパン、ちょっと辛いタコキュー、串刺しにしたジャンボしいたけとサルシッチャ、アジフライ、ポルケッタ。
ワインは料理に合わせてグラスで出してもらった。



パンは炭火でちょっと炙ってくれた。噛むほどに味があるね。タコキューも美味しかったし、合わせてくれたロゼワインがまたピタリだった。



ジャンボしいたけとサルシッチャは他の人の投稿を見ていて食べたかった一品。シイタケ好きだからこれは美味しかったなあ。次のアジフライはスタッフも賄いで食べて美味しかったということでイチオシだった。確かにこのアジフライはちょっと普通に考えるアジフライとは次元が違ったな。身が厚くてふんわりしている。付け合わせのタルタルがまた凝っていて美味い。ワインは酸味がきいたものということで2種類出してくれた。このワインの酸味がレモン代わりになって、アジフライに絶妙に合ったね。



メインは看板メニューのポルケッタ。独特の香辛料がきいていてこれも美味しかったなあ。付け合わせのジャガイモも良かった。既にほぼお腹一杯だったのだが、最後にモツ煮込みも頂いてしまった。



ワインの写真は多すぎて載せなかった。とにかく、わんこそばならぬわんこワイン状態で、次から次へとグラスワインを出してくれる。しかも、開いているボトルからではなく、新しいボトルもどんどん開けてくれる。ソムリエの人はワインの知識も豊富だし、料理に合わせるワインのセレクトもバッチリだった。
ここは、私のようにグラスで沢山の種類を飲むのが好きな人には堪らない店だな。逆に、飲み過ぎちゃって危険な店とも言えるけど。
スタッフはみなさん感じがよくて、とても居心地がいいお店だった。これは再訪必至でしょう。