falo(ディナー)

3ヶ月ぶりのfaloへ。17時過ぎの入店で一番乗り。みなさん元気そうで何よりだった。
最初は、ロゼワインをROTARIで割るというお洒落な一杯。飲みやすいし、女性に受けそうだな。突き出しはサヤインゲンなど。夏らしくてよかった。

f:id:kane_katu:20200620170748j:plainf:id:kane_katu:20200620171659j:plain

料理の一品目は、うにとアスパラを浮かべたジャガイモのスープ。要するにヴィシソワーズなのだが、うにの塩気とアスパラのコリコリ感がいいアクセントになっている。これも初夏らしい一品。ワインは例によって、少量ずつ色々な種類を出してもらった。イタリアワインなんだけど、ドイツ語表記のワインが面白かったな。

f:id:kane_katu:20200620172759j:plainf:id:kane_katu:20200620173003j:plain
f:id:kane_katu:20200620173432j:plain

次は、子持ちヤリイカと夏野菜の炭火焼。これが絶品だった。ヤリイカは香ばしく焼いたところと生っぽいところがあって、このムラ感が絶妙。付け合わせのアスパラ、ズッキーニにジェノベーゼのソースが最強だった。これはFBで紹介したほうがいいと言ったら、当日に紹介されていた。
私が入店して1時間くらいは貸し切り状態だったんだけど、その後どんどん入ってきて、最終的には随分賑やかになった。レストランって自分が飲んだり食べたりするのも当然楽しいんだけど、他のお客さんが楽しそうにしているのを見るのもいいんだよな。
この日もカツオの藁焼きが大人気だったけど、個人的には、このヤリイカを食べたほうがいいと思うな。
ベナンティは同じヴィンテージ、同じネレッロ・マスカレーゼなんだけど、畑違いのワイン。コンドラーダ・モンテ・セッラの方が軽やかで、コントラーダ・カヴァリエーレの方は重厚感があった。畑が違うだけで大分違うんだねえ。

f:id:kane_katu:20200620174613j:plainf:id:kane_katu:20200620174441j:plain
f:id:kane_katu:20200620174839j:plainf:id:kane_katu:20200620175141j:plain

次は、白えびと半熟卵のフリッター。これはFBで見て、食べたいと思っていた。白えびサックサクで卵ホワッホワで予想通りの美味しさだった。

f:id:kane_katu:20200620181103j:plainf:id:kane_katu:20200620180834j:plain
f:id:kane_katu:20200620181504j:plainf:id:kane_katu:20200620182126j:plain

メインは久しぶりのポルケッタ。やっぱりあの香辛料が独特で美味しいね。

f:id:kane_katu:20200620182526j:plainf:id:kane_katu:20200620182759j:plain

パスタはジェノベーゼと思っていたのだが、ヤリイカジェノベーゼのソースが出てきたので、予定変更で王様しいたけのパスタのハーフ。しいたけが大きくて美味しかった。

f:id:kane_katu:20200620191215j:plainf:id:kane_katu:20200620190449j:plain

ドルチェは、今は全種類がないみたいだったので、ストロベリーのアイスにした。これ美味しかったし、デザートワインも美味しかったね。

f:id:kane_katu:20200620193149j:plainf:id:kane_katu:20200620193848j:plain

faloのあの席で、美味しい料理を食べながら、色々な種類のワインを飲んで、お店の人とおしゃべりをして、お店の人が料理を作るのを見て、周りのお客さんが食べて飲んでいるのを見ているのが、いかに好きなのか、いかに自分にとって重要な時間なのかを再認識した。また行こう。