ファニー・サーブル・ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ・ルージュ 2012

かつて「ドメーヌ・サーブル」と「フィリプ・パカレ」のダブルネームで リリースされていたピンクのラベルを覚えていらっしゃいますか?
パカレがロックから独立しワインを造り始めた初期のころ、借りていた カーブのオーナーが「サーブル」でした。同時にカーヴのオーナーの畑をパカレが任されて葡萄栽培からワインの醸造まで行っていたのです。
その当時5〜6年の間、葡萄栽培、ワイン醸造まで、パカレの仕事をすべて見て一緒に働いていたファニーさんが造るワインは、パカレやシャソルネイ、Pロックに共通する「梅、きのこ」のお出汁系!!
特にこのオート・コート・ド・ボーヌは薄うま系です!
色も薄めで、パカレ香が香り、おお!!っとなります。抜栓直後は 酸味とミネラルの硬さがありますが、時間とともに柔らかい果実味が 薄く拡がってゆるゆるの癒し系へと変化します! うま味たっぷり!
どこか懐かしいパカレの味わい!と言いたくなるワインです!

湘南ワインセラーにて購入。かなり色が薄く、ジュースみたいな感じ。香りは結構良かったのだが、味がややひねている。パカレに似ていると言われれば、そうかもしれないが、本当のパカレとは大違いだな。まあ、これはこれでありなのかもしれない。