紳士の黙約（ドン・ウィンズロウ）★★★☆☆ 5/10読了

サンディエゴの探偵にして地元屈指のサーファー、ブーン・ダニエルズは、“紳士の時間”を海で楽しむサーフィン仲間から、妻の浮気調査の依頼を受ける。同じころ、爽やかな人柄で愛されるサーファーのK2が、ダイナーで殴り殺された。人気者の死に街中が悲しむなか、加害者の弁護士に雇われたブーンは調査を開始、真相は別にあると直感。そして危険過ぎる事件の内実が、カリフォルニアの太陽の下に晒される時が訪れる―。

『夜明けのパトロール』の続編。最初は「ドーン・パトロール」のメンバーが誰が誰だっけ？っていう感じだったが、読み始めてすぐに思い出した。内容は、まあ想定内だが、主役のブーンを始めとして、登場人物がみんな活き活きと描かれているので、読んでいて楽しかった。脇役なんだけど重要な役目を果たすラビットとエコーも良かったね。

紳士の黙約 (角川文庫)