シノワ渋谷（ランチ）

パルコで芝居だったので、ランチにシノワに行ってみた。銀座のヌガには何度か行ったことがあるが、同じ系列のシノワに行くのは初めて。エレベーターを出ると、お店に直結していて、そこでコートを預かってくれ、予約しておいたカウンター席に案内される。ただ、カウンターと言っても、調理しているところが見えるわけではなく、ソムリエたちがワインを注ぐ場所になっているだけだ。
ランチはプリフィックスタイプのシャンパン・ブランチ一本（3,980円）。これに白・赤それぞれ３種類のワインが飲み放題になる1,900円をプラスするのが定番のようだが、風邪で体調があまりよくなかったし、そんなに沢山飲んで酔っぱらう訳にもいかなかったので、フリードリンクはやめておいた。
前菜、メイン、デザートそれぞれ数種類ある中から選んだのは、前菜が「寒平目のカルパッチョ　紅芯大根添え　柚子ドレッシング」、メインが「岩手産白金豚のグリル　タップナードソース」、デザートが「和歌山産温州みかんのクレープグラタン」。
シャンパンは銘柄を教えてもらったのだが失念した。前菜が来る前にグリーン・オリーブが２つとパンが来た。パン用にはオリーブオイルと塩が付いてきたが、パンが温かくなかったのが残念。シャンパンはそこそこ美味しかった。前菜は味がちょっと淡泊だったかな。
前菜を食べ終わったところで、普通のグラスワインのメニューから赤ワインを選ぶ。赤は４種類あったが、ブルゴーニュは１つだけだったので、必然的に「ロベール・シュヴィヨン・ニュイ・サン・ジョルジュ・1ｅｒ・レ・ロンシェール 2007」をチョイス。ちょっと高かったけど、このワインがグラスで提供されるというのはさすがだな。プルミエらしい格調の高さがあり、とても美味しかった。メインの白金豚のグリルもまずまず美味しかった。
前菜とメインは特筆するほどの美味しさではなかったが、デザートは美味しかったね。みかんの甘さと酸味がほどよくブレンドされていた。最後はコーヒーでフィニッシュ。
3,980円はちょっと高いね。シャンパンが1,500円として、料理が2,500円か。料理が2,500円というのはそれほど高く感じないので、シャンパンとセットになっちゃってるのが問題なんだな。シャンパンを外して、2,500円の料理に1,900円のフリードリンクを付けるのであれば、お得な感じがするんだけどね。