観劇前にこちらへ。土日はシャンパンブランチ一本で、これに1,900円出すと、白・赤３種類ずつのワインがフリーフローになる。今回初めてフリーフローにチャレンジした。
メニューはプリフィックスで、選んだのは「厚岸カキと冬カブ カステルマーニョのグラタン」、「牛タンと黒トリュフの赤ワイン煮 ドフィノワ添え」、「苺とピスタチオのパフェ」。メインとデザートがプラス料金だったのでちょっと悩んだが、食べたいものを食べることにした。
前菜はグラタンだったので、グラタン皿にアツアツが入ってくるかと思いきや、結構お上品な盛りつけだった（アツアツではあったけど）。
最初のシャンパンは突き出しのオリーブとパンであっという間に飲んでしまったので、さっそく白ワイン。３種類をまずは少量ずつ注いでくれる。右から、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン、ハンガリーのフルミント、アルゼンチンのシャルドネ。トカイのフルミントはシノワでもヌガでも飲んだことがある。これが一番ふくよかさがあって、グラタンには合っていた。アルゼンチンのシャルドネはやや面白みに欠けたが、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランは割りと美味しかった。ということで、フルミントとソーヴィニヨン・ブランをお代わり。
メインに合わせて今度は赤が３種類。右から、岡山のマスカットベリーＡ、イタリアのアリアニコ、アルゼンチンのメルロー。分かってはいたが、ブルゴーニュやボルドーは出ない。また、濃い目が来ることも予想できたので、料理は牛タンの赤ワイン煮にしたというのもある。単独では岡山のマスカットベリーＡは美味しかったが、料理に合わせるとちょっと弱い。アリアニコとメルローはいい勝負だったが、料理にはメルローの方が合っていたと思う。アリアニコとメルローをお代わりした。
デザートはネットのメニューではプラス料金ではなかったのに実際のメニューではプラスになっていた。ずるいよな。以前夜来た時に食べたマンゴーのパフェが絶品だったので、それには及ばなかったが、「苺とピスタチオのパフェ」もなかなか美味しかった。
フリーフローで出てくるワインは大したワインではないのだが、それでも６種類飲めて1,900円なら安いだろう。お代わりも合わせると普通に６杯くらい飲んだ計算かな。さすがにちょっと酔っ払ったな。
料理も驚くほど美味しいという訳ではないが、もちろん水準以上には美味しいので、時々利用する分にはいいね。
