立川談春: 「真田小僧」
柳亭市馬: 「たらちね」
春風亭昇太: 「雑俳」
「あの頃の写真」を見ながらの3人のフリートーク
<仲入り>
19時きっかりに昇太が一人で出てきて前説。要は携帯の電源を切りなさいということ。めくりは談春になっている。というわけで談春からスタート。まくらなしでいきなり「真田小僧」。続けて市馬の「たらちね」と昇太の「雑俳」。実は「たらちね」と「雑俳」を聴くのは初めてだった。昇太の「雑俳」が、師匠の真似なんだろうけど、何を言っているのかよく分からない超早口で面白かったねえ。
一席ずつやったところで3人出てきてのトーク。これが落語よりも面白かった。昇太は今でも童顔だけど、若い頃はさらにすごい。二十歳ぐらいの写真だったかな、中学生にしか見えないね。逆に市馬は老成していて面白かった。
仲入り後はイマイチだったかな。「牛ほめ」は何度も聴いているけど、噺自体が全然面白くないし好きじゃない。「狸札」も「狸鯉」も噺自体が面白いと思えない。演者はみんな達者だったけどね。
客入れの時とか休憩の時に「あの頃の歌謡曲」が掛かっていて懐かしかったね。