扇遊・鯉昇・喜多八 三人会 〜睦会がやってきた〜 横浜にぎわい座

春風亭一左: 真田小僧
柳家喜多八: へっつい幽霊
入船亭扇遊: 試し酒


仲入り


瀧川鯉昇: 千早振る
柳家喜多八: 千両みかん

2ヶ月ぶりに日の出ラーメンへ。ガッツ麺なる新メニューもあったが、普通に剛つけ麺を注文。もう麺の太さには驚かなくなった。スープに入っているキャベツがやっぱり美味しいんだよな。チャーシューが少なく感じたのは気のせいか。

扇遊・鯉昇・喜多八の落語を聴くのはほぼ初めて(確か扇遊だけ鈴本でちょろっと聴いたことがある)。喜多八は確かにやる気のなさそうに出てきて、マクラもやる気なさそうなんだけど、噺に入ると急にシャキッとするんだよな。このギャップが堪らない。
扇遊は、もう安心お任せという感じ。雰囲気は市馬に近い。良かったんだけど、「試し酒」という噺自体があまり好きじゃないんだよな。でも、盃でお酒を飲む時の息継ぎの仕方は流石だった。
鯉昇は面白い親戚のおじさんという感じ。とぼけた味わいが何とも言えなかった。
喜多八の「へっつい幽霊」が一番良かったかな。幽霊が手を前に垂らしたまま頭を下げて頼み込む仕草や、手を前に垂らしたままサイコロをあらためる仕草なんかは最高に面白かったし、幽霊をどやしつける熊五郎の威勢のいい啖呵が良かったね。