ラグビーのパシフィック・ネーションズカップは23日、フィジーのラウトカで行われ、日本代表はジュニア・オールブラックス（ニュージーランド）に21-52（前半0-40）で敗れ、開幕2連敗となった。
日本は前半、ミスにつけ込まれるなど相手の猛攻を受けて無得点。後半は主将の菊谷（トヨタ自動車）らの3トライで追い上げたが、及ばなかった。日本は27日にトンガと対戦する。
前半は0-40。取られるときはあっさり取られて、こちらが取れそうなときはぎりぎりで絡まれて取れない。これは行っただろうというプレーが何回かあったのだが、JABのカバーディフェンスが素晴らしかった。
このまま行くと何点取られるんだろうと心配になったが、後半は日本が盛り返した。モールから菊谷がトライした後は、相手がシンビンで１人少ないのにつけ込んでタラントと平がトライをあげた。面白くなったと思ったのだが、そこからJABもネジを巻き直してきたので結局は突き放された。せめてあと１トライあげて、ボーナスポイントを獲得したかったなあ。
途中出場の今村と豊田がいい働きをした。早稲田時代の豊田は嫌いだったが、この試合の動きは良かったね。ちょっと見直した。
個人個人の力量の差があるので、いかんともしがたいのだが、もう少し１対１で抜かれないようにしないと駄目だよな。それにしてもJABのヴィトの強さと速さは目を瞠るものがあった。
