まずはコレ。
モーダルな事象 | |
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私の“奥泉光”歴は、新聞連載の『新・地底旅行』と『浪漫的な行軍の記録』の2作品しかないのだが、どちらも面白かったので要注目作家の一人となっている。その新作ということで本屋で手に取ってみたところ、これは「買い!」の印象だった。
ちなみに、奥泉光はこんな本も出している。
文芸漫談―笑うブンガク入門 | |
いとう せいこう 奥泉 光 渡部 直己 おすすめ平均 ま、漫談…ん Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これは買う気にはなれなかったが、いとうせいこうが金子兜太と組んだ『他流試合―兜太・せいこうの新俳句鑑賞』はお薦め。
椎名誠の本も何冊か出ている。椎名誠のエッセイはもう読まなくなって久しいが、時々なんかの拍子に読みたくなるんだよな。
読書歯車のねじまき仕事 | |
椎名 誠 本の雑誌社 2005-07 売り上げランキング : 4,475 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これにはジュンク堂内に「シーナ書店」を開いた時の話が載っており、読みたいなと思うのだが、この本で1,680円はいかにも高い。
もう一冊気になったのがコレ。
全日本食えば食える図鑑 | |
椎名 誠 新潮社 2005-07-28 売り上げランキング : 962 おすすめ平均 やっぱ、いいですね Amazonで詳しく見る by G-Tools |
写真も豊富なこの本が1,470円なのだから、『読書歯車のねじまき仕事』はやっぱり高い。と、ぐちぐち言っても仕方がないのだが・・・。『全日本食えばわかる図鑑』が好きだったので、この本も期待していたのだが、写真をみたら、ちょーっと気持ち悪かった。
堀江敏幸のエッセイも出ていた。
もののはずみ | |
堀江 敏幸 角川書店 2005-07-30 売り上げランキング : 17,615 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
夕刊(?)連載だったようで、1つ1つの話がかなり短い。読めば面白いと思うのだが、コストパフォーマンスを考えると1,365円はちと高い。そこをあえてこういう本を買うっていうことが、ちょっとした贅沢なんだろうなあ。
そして、真打ち登場である。
東京奇譚集 | |
村上 春樹 新潮社 2005-09-15 売り上げランキング : 9 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これはまだ発売されていないので注意。雑誌連載時はあえて読まず、本になるのを待っていた待望の一冊である。早く読みたいなあ。