ギャツビーって誰? 名前だけは知っていたあの名作、実はこんなお話だったとは! 『ボヴァリー夫人』は前代未聞のダメな女? 『郵便配達は二度ベルを鳴らす』はDQN小説!? 待ってるだけじゃ不幸になるよ『幸福論』。人が人を完全に理解することは不可能だけれど、それでも誰もがゆらぐ心を抱えてゆるし生きていく『灯台へ』。古今東西92作の物語のうまみと面白みを引き出し、読むと元気になれる世界文学案内。
かなりみっちり書き込まれているので、さすがに全部をきちんとは読めず、自分が読んだことのある本、および興味がある本を中心に読んだ。92冊もの本に対して、あれだけの感想文（紹介文）を書けるのはすごい。紹介の仕方が上手いので、どれも読みたくなるのだが、『スポンサーから一言』と『サキ短編集』は特に読みたくなったな。
