サヴィニィ・レ・ボーヌと言えば赤ワインをイメージするのが一般的です。実際にサヴィニ村の生産量の99%以上が赤ワインです。しかしサヴィニの村の畑の一部は北東向きに面している畑もあり、そこに極少量シャルドネ種を植えて白ワインを生産している生産者もいます。村名畑コンナルディス(Connardises)もその畑の一つで、フレデリック・フェリはそこにシャルドネの畑を0.75ha所有しています。畑はオーガニック栽培。土壌は褐色粘土石灰質土壌で葡萄の平均樹齢は30年。ミディアムローストしたトロンセ産の新樽を使用して(新樽比率70%)16か月熟成して瓶詰めされます。 ワインは樽由来のヴァニラを思わせる香りと、葡萄由来のナッツやパッションフルーツを思わせるフレーヴァ―とが相乗してコクがありながらも、良質な酸の響きも余韻として残ります。とても贅沢な味わいが楽しめる1本。年産約4,000本の限定品。
〜テイスティングコメント〜
樽由来のヴァニラ香と、葡萄由来のナッツやパッションフルーツを思わせるフレーヴァ―、そして良質な酸の響きが印象的。
妻が月曜日休みだったので、日曜日だけど飲んじゃうパターン。夕飯は豚ひき肉とニラの中国風卵焼きとキャベツとじゃこの柚子胡椒マリネ。前者は我が家の定番で鉄板の美味しさ。後者は常備菜として作ったのに、結局全部食べてしまった。
ワインはあるあるBOXの1本。サヴィニィ・レ・ボーヌの白というのが珍しい。エチケットもシンプルで格好いい。樽の利かせ方が程よくて、厚みと酸のバランスがいい。美味しかった。