ラヴィス・ディピンティ・ピノ・ノワール 2013

トレンティーノ・アルト・アディジェ州の州都であるトレントから北へ約8kmほど離れたラ・ヴィスに、1948年に設立されたラヴィス。優良な栽培家のみによって構成された、いわばトップカンティーナの集合体で、畑はこの地を縦断するアディジェ川を臨む丘陵地に広がっており、多岐にわたる葡萄品種が、それぞれ最も適した区画に植えられております。
テロワールの特徴は多彩なミクロクリマにあり、同州の気候は大陸性気候に近いも のですが、北にそびえる山々がアルプス山脈からの寒さを妨ぎ、南部にあるいくつもの湖やアディジェ川からの水蒸気と反射光が温度を和らげ、健全な葡萄を育くむテロワールとなっております。
今回入荷してきたアイテムは、グラスユースに最適な「ディピンティ」のシリーズと「シンボリ」のシリーズです。ディピンティのシリーズは、この地方出身の女流画家であるセニョーラ・パオラ・デ・マニコールが描いた 鮮やかなラベルが採用されております。
シャルドネはフレッシュでエレガントな、香りが高くバランスの良い辛口白ワインで、ピノ・ノワールは滑らかでエレガント、そして果実味をしっかり支える酸があります。一口飲んだ時は「何の葡萄だろう」と思いましたが、こんなピノもありだと思います。

キタザワにて購入。夕飯を焼肉にしたのでイタリアワイン。といっても、珍しくピノ・ノワール。香りはちょっとブルゴーニュとは違うが、酸味にはピノ・ノワールらしさがある。少し冷やしめで飲んでちょうど美味しかった。