ブラック・チェンバー・ミュージック(阿部和重)★★★☆☆ 10/6読了

分断された世界に抗う男女の怒濤のラブストーリー!
落ちぶれた映画監督の前に突然現れた北の女密使。
出会うはずのない二人が、国家を揺るがす〈禁断の事実〉を追う。
いまから話す内容を決して口外してはならない―
大麻取締法違反で起訴され、初監督作品はお蔵入り、四十を前にキャリアを失い派遣仕事で糊口をしのぐ横口健二に舞い込んできたのは、一冊の映画雑誌を手に入れるという謎の「極秘任務」だった。
横口は北朝鮮からの"名前のない女"とともに、禁断の世界に足を踏み入れていく。
一触即発のリアルな国際情勢を背景にくりひろげられるスリルと<愛>の物語。

思っていたよりもポップな内容でなかなか面白かった。2段組なので長かったが、会話文のテンポがいいので何とかなった感じ。全編にわたって映像が思い浮かぶような書き方だったので、誰かに映画化してほしいね。